The Blockによると、シンガポールのDBS銀行とJPモルガン・チェースのKinexysは、両行のブロックチェーン・エコシステム間でトークン化された預金振替を可能にする相互運用性フレームワークを開発している。このフレームワークにより、顧客はパブリック・ブロックチェーン・ネットワークと許可型ブロックチェーン・ネットワーク間で24時間365日、リアルタイムの取引が可能になり、相互運用性の限界やセキュリティリスクによる従来の障壁を打ち破ることができる。イーサリアム・レイヤー2ベースで構築されたJPMの預金トークンを使用する顧客は、許可型ブロックチェーン上で稼働するDBSトークン・サービスと連携できるようになると報じられている。この協業は、金融機関におけるトークン化に向けた世界的な潮流の一環であり、BNYメロンやバークレイズ、ロイズ、HSBCなどの英国の大手銀行も最近同様のプロジェクトを発表している。