Investing.comは11月4日、米国上場の半導体企業Sequans Communications（NYSE:SQNS）が、970ビットコインを売却し、転換社債の50%を償還したと報じました。この取引により、同社の負債総額は1億8,900万ドルから9,450万ドルに減少しました。Sequansが保有するビットコインは、以前の3,234ビットコインから2,264ビットコインに減少しました。現在の市場価格では、同社のビットコイン純資産は約2億4,000万ドルとなり、負債純資産比率は55%から39%に低下しました。CEOのGeorges Karam氏は、「当社のビットコイン資産配分戦略とビットコインへの揺るぎない信念は変わりません。今回の取引は、現在の市場状況に基づいた戦術的な決定であり、株主価値の向上を目指したものです」と述べています。この負債削減は、同社が以前に発表したADS（米国預託証券）買い戻しプログラムを強化することが期待されています。シーカンスはモノのインターネット（IoT）分野のワイヤレス4G/5Gセルラーテクノロジーに注力しており、今年初めにビットコインを主要資産配分として採用すると発表した。